葛西浦
700年以上前からこの地域は漁村であったといわれており、東京湾に面した沿岸地域は海藻や貝類が豊富でした。 また遠浅の海岸には渡り鳥などが群生し、自然豊かな地域であったようです。 1969年に営団地下鉄東西線(当時)の葛西駅ができると、それまで陸の孤島であった葛西は都心に非常に近い住宅地とし て発展してきています。 かつて自然が破壊された反省などから、葛西の臨海地域に葛西臨海公園・葛西海浜公園が整備されました。 葛西浦の海苔採取は寛永時代(1624年から1645年)から行われており、この地域でとれる「葛西海苔」(別名「浅草海苔」)は海苔のブランドとして有名でした。 葛西浦の漁業は1962年(昭和37年)に終了しましたが、現在でも中葛西には白子のりの本社があります。
それが日本の高度成長と重なり、排水の為のポンプ所が設置され水害がなくなりました。昭和30年代からは洪水の心配はなくなりました。
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